やりがい搾取・・・ねぇ

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今朝、かなぁ?

こんな記事を読んだ。

【特集】“やりがい過労死“ その背景とは? 『仕事してしまう…』を管理する必要性 6/12(水) 14:10配信 Yahoo!ニュース

いやらしいので全文引用はしないけど・・・ただこういうニュース系のサイトって、数か月でリンク切れ (=ページ削除され) ちゃうんだよなぁ。

いっそマルッとコピペしちゃおうかなぁ・・・
まぁいっか。興味あればリンク先飛んで読んでみてほしい。
リンク切れた時用に、記事内容だけ確保しておこう。


さて、サクッとリンク切れたんで・・・いくらなんでも早くない?って思いながらも転載。
【特集】“やりがい過労死“ その背景とは? 『仕事してしまう…』を管理する必要性 6/12(水) 14:10配信 Yahoo!ニュース

私たちが働くうえで、仕事へのモチベーションややりがいというのは非常に大事なものだと思うのですが、実は労働者の”やりがい”に頼りすぎることで、過労死などが生まれているといいます。

その背景には何があるのか、取材しました。
■やりがいを感じて「働きすぎる」
【松丸正 弁護士】
「働くことのいきがい・やりがいは労働者にとって大切な問題だと思っている。その面も見据えたうえで、過労死をどうやって防止できるのか、その問題を考える必要があるのではないか」

今年4月、”やりがい過労死”と題して開かれたシンポジウム。
過労死や過労の末、自殺した人の遺族・過酷な状況で働いている人などが参加しました。
【製薬会社勤務の夫が過労自殺した妻】
「夫はインフルエンザにかかり、40度の高熱にうなされているときでさえ、寝ながら携帯片手にパソコンを開いて仕事をしていました。薬を必要とし感謝してくれている人もいる。そういう思いに応えるために懸命に働かないといけないんだと。口癖のように自分自身に言いきかせていました」

【看護師】
「病院は、命の現場なので、死とむきあう過酷さがあるがその分とてもやりがいがあるので、そうしたところにつけこんで、何でもかんでもやらされ、労働者であるということを無視されている」
■生徒のため…残業“100時間超“の教師
大阪府立高校の教師・西本武史さんも「やりがいをあてにした長時間労働で過労死するのではないか」と不安を感じています。

文部科学省の調査では、いわゆる過労死ラインとされる月80時間の時間外労働を超える恐れのある教師が、公立中学校で「6割近く」、小学校で「3割以上」にのぼっています。

【西本武史さん】
「できれば6時半に起きていくのが朝の仕事をやりやすい。教室の整備したりとか生徒が朝気持ちよく教室にこられたらいいかなとか思って」

西本さんは2年前、クラスの担任に加えてラグビー部の顧問と生徒指導担当、海外への語学研修の引率責任者まで任され、業務量が急激に増加。

時間外労働は、最大で月155時間にもなり、適応障害を発症して一時休職を余儀なくされました。
職場に復帰した今は、以前よりも残業は減りましたが、それでも家に帰ってから仕事をすることも多いといいます。

【西本さん】
「どうしても生徒のためにと思うとやってしまう。例えば(教員が)午後5時でみんな帰ってしまうと崩壊してしまう。マイナス面がどこにいくかといえば、生徒に行ってしまうので、なので帰れない、帰ろうと思ってもどうしても生徒のことが頭にあるので」

西本さんは、「生徒のため」という教師の”やりがい”に頼る学校の現状に疑問を感じています。

【西本さん】
「やりがいはもちろんもってやっていて、それを上手く利用されている、搾取されて、やりがい搾取という状況があるのかなと思う。多少きつくてもぐっとこらえてやってしまうので、それが長時間労働の問題にも拍車をかけているのかなと思う」
■正しく把握されない「偽りの労働時間」
仕事によるストレスで精神障害を発症したとして労災を請求する人は年々増えています。

過労死の問題に長年携わってきた弁護士は、やりがいに頼り労働時間が適切に管理されていない、いわゆる”やりがい過労死”の問題点を指摘します。

【松丸正 弁護士】
「働く人の善意とか、やりがいとかに頼る労働現場は、例外なく長時間労働が生まれてくる。労働者の側で(労働時間を)管理しろというのはそれは無理だ。いい仕事やりたいと思ったら、とことんいい仕事をやりたい。一生懸命深い穴を掘りますよ。掘っても掘りきれない魔力を仕事は持っていますから。だからこそ管理する側、使用者の側で限度を管理していく」
労働時間が正しく把握されずに、命を落とした人がいます。

生活協同組合・大阪パルコープの元職員・石井隆治さん。
店舗の畜産部門で働いていましたが、おととし3月、虚血性心疾患で亡くなりました。

当時の勤務月報では、ほぼ毎日定時で帰ったことになっていた石井さん。

しかし、メールの履歴や同僚の話などから、労働基準監督署は亡くなる前一か月の時間外労働を88時間と算出しました。
【石井さんの弟】
「年末にパートがやめて年が明けてから、かなりいそがしくなったとは聞いていました。自分がなんとかしなければという、穴をあけるわけにはいかないという、お客様のために商品を切らせるわけにもいかないですし、その中でぎりぎりの選択だったと思います」

どうして記録と実際の勤務時間に差が生まれたのか。

タイムカードの打刻時間を見てみると、出勤時刻はバラバラなのに、退勤時刻は、毎日同じ時間になっています。実は石井さんは、退勤する時にタイムカードを打刻せず、後から店長が時間を入力していたのです。
生協は、なぜこのような勤務管理をしていたのでしょうか?

【生活協同組合おおさかパルコープ永岡志朗常勤理事】
「タイムカードが打たれていなかった後、本人から打刻漏れです。定時で帰っていますという申請を受けて、それをそのままスルーさせながら、入力している状況があった。一人一人の職員が主体性を持って、やりがい満足につながることを進めてきたが、それが組織としてもそこに甘んじてしまって、ついついサービス残業につながってきていたと思う」

労働者の主体性に甘えていたことが長時間労働の要因になった。
生協は、きちんと勤務管理ができていなかったことを認め、石井さんの遺族と和解しました。

【生活協同組合おおさかパルコープ 永岡志朗 常勤理事】
「石井さんのことを僕もよく知っているんですよ。一緒に働いていたときもあって、本当に人のいい人で、自分たちの暮らし健康を守りながら、そこをベースにしながらやりがい・満足があって、逆転はしないなっていうのを改めて考えさせられた。二度と同じようなこと繰り返されないなと」
生協では労働時間を正しく把握しようと、新たに従業員のタイムカードの記録とメールのログアウト時間などを本部で集約し、ずれがないか毎日確認するようにしました。

【記者】
「この差がタイムカードとずれている時間?」
【生協の職員】
「そうです。ガルーンが社内メールのこと。確認したら店長の(メールの)消し忘れということがわかりました。それまでは(勤務時間を)抑えようと控えめに言ったりとか修正時間も短い時間で言っていたりしていたんですが、きっちりおしてもらっているんで、一般職は以前から押してもらっているのでそんなに変わらないけど、中間管理職のチームリーダークラスは正直に押すことで勤務時間が以前より増えている感じはある」

仕事をする上で大切な「やりがい」。
企業や学校などはそれに甘えず、きちんと労働時間を把握し、管理することが求められています。

※カンテレ「報道ランナー」 2019年6月11日放送より



ウィキ先生によると、やりがい搾取とはこういうことらしい。

やりがい搾取とは、経営者が金銭による報酬の代わりに労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、その労働力を不当に安く利用する行為をいう。東京大学教授で教育社会学者の本田由紀により名付けられた。 やりがい搾取という造語は、2007年前後から本田が著書などで使い始めたことで広く認知されるようになった。

まぁ個人的にはあまり考えない思考パターンではある。

多分ねぇ、「搾取されてる」と思ったら、そういう状態に居続けるのは我慢出来なくなるから。搾取されてる、ということを考えないようにするか、搾取されてる環境を変えようとするか、搾取された分に見合うなにかを強奪しようとするか・・・相手が搾取するんだから強奪したって構わんよね?

どういう方法をとるかは分からんけど、なにがしかの行動には出るはずので、「搾取され続けてる」という風に感じる事態には、恐らくならないんじゃないか?って思う。

分からんけどね。


実際、今現在搾取され続けているとして、自覚が無ければ仕方の無い話だけどね。
まぁだけど、それは自分個人の場合に限っての話。


ちょっと目線を上げて、うちの法人職員に目を向けてみると・・・あ、うちって「医療・介護」に該当する業種なので、こういう「やりがい搾取」が横行しているブラックな企業がめっちゃ多いとされている業種なんだけどね・・・

うちの職員については、「やりがい過労死」しそうなやつ・・・ゴロゴロ居るわ!って気づいた。


だけど、あくまで主観でしかないんだけど、うちの法人は決してブラックなところでは無いと思っている。
そりゃあ決してホワイト企業では無いんだけど、業種的にこれは仕方ないところ。
例えば介護士の給料が上がらないのは、そりゃあ企業努力の問題ではない。それは介護保険のビジネスモデルの問題である。


介護士の給料は介護保険を利用する利用者さんの利用料から出ており、その利用料はサービス内容によって制度で決まっており、経営者の裁量権は無い。
つまりどんなに努力しても、収益に上限が設定されているビジネスモデルということである。


そこで働く職員の給料、上がる要素、ある?
介護保険ってジリ貧制度なんだよ?公費負担額が大きくなりすぎてるので、利用者の自己負担額も利用できるサービスの制限もどんどん増えて、同じサービスでも単価が切り下がって行って・・・お先まっくらな業種。


経営者としてはおいそれとは給料上げられない訳だ。上げすぎた人件費が首を絞めることになるから。
なので、その割にはよくやってる法人だなぁ、って最近は思ってる。
その意味ではうちの経営者、決して無能ではない。
安易に「やりがい」を口に出すこともない。
むしろ「生産性」を上げて職員の給料上げたい、って言うこともある。どこまで本気かは知らないけど、全く考えてなければそんな言葉出てこないだろう。


なんだけど!

感心できない部分もある。

それは、「職員が何を考えて仕事しているのかに関心が無い」って部分。


ほら、みんないろんな理由で仕事している訳じゃない?
単純に生活に必要な原資を得るための手段として、という人も居て・・・

人の役に立てている、という直接的な体験を得やすい業種として、という人も居て・・・

「介護の仕事は誰でもできる」なんていう、いい加減な風評を信じて、じゃあ俺でも出来るかなぁ?なんていう、ちょっぴり自己肯定感の低い人も居て・・・


仕事自体を楽しんでいる人も居れば、嫌々やっている人も居て、そんな中に目的を見出そうという人も居る。

そういう、「仕事の意義」とか「仕事を続ける目的」とかっていう、若干高尚なことを考え出すと、それが「やりがい」に繋がっていく人が居る・・・らしい。


いやね、自分も仕事に「やりがい」を感じることはあるんだ。ってか、やりがいを全く感じない仕事、やりたいと思っている人はまさか居ないよね?

だけど、自分にとって仕事とは、まず「自分の生活ありき」な訳である。「自分の望む生活を送るための生活費を稼ぐ手段」の優先順位が上にあり、今のところ「仕事でのやりがい」がこの上に来ることは無い。

多分これからも無いと思う。
むしろ、「自分の望む生活を送るため」に「生活費を稼ぐよりも大事なこと」が出てくれば、そちらにシフトする可能性も無いわけでは無い。


だから、仕事のやりがいって、自分にとって必須条件ではない。あればあるほどいいものだけれども、プライベートを上回るほどの価値観を見出したことは無い。
これも今のところ。


だけどね、こういう業種っているんだよね。
なんか知らんけど、メッチャメチャ「熱く」仕事に打ち込める人。

はたから見ると、その燃料は「利他的」であり、「自己犠牲的」であり、「強固な責任感の持ち主」であり・・・まぁ自分には無いエンジンを搭載している人。
いや、業種関係無いのかもしれんけど。

すごいよ。仕事への熱意。
ほとんどの場合、それは「患者さん」とか「利用者さん」のほうを向いている。冗談抜きに、「全ては顧客満足のために」を地でやっているような人がゴロゴロいる。

総じて能力は高いんだけど、法人からの評価は決して高くない人が多い。
なぜって?

言うこと聞かないから。

残業するなって言っても聞かないし、
手を抜けって言っても抜かないし、
周りを見ろって言っても見えないし、
任せろって言っても任せない。

あまりバランスがよろしくない。あれ?それって能力高いとは言わないのか?

・・・まぁいいや。

それが生き方なんだろうけど、不器用なことだなぁって思う。
高いのは熱意だけじゃなくて、仕事に対する思いも人一倍ある。法人への忠誠心が高い人も多い。

「わたしがやらなきゃ」って思いだけで、現場を支えているような人。


これも「やりがい搾取」なんだろう。
法人が、経営者が気付いていないだけで、今でも傷だらけになりながら踏ん張っている職員がいる。
そりゃあ擦り切れるしウツにもなるわ。


さて、今の自分に何が出来るだろう?

そんな従業員サイドの思いや境遇と、経営者との気持ちの行き違いを埋める、橋渡し的なことは出来ないだろうか?

この数か月、そんなことばかり考えている。


管理?
いや、本質はそこじゃない。

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