今日はじめて知ったところなので、ちょっとイキドオリ気味で書いてます。
介護保険において、要介護認定(要支援認定)という言葉があります。
これは対象となる方が、どの程度の介護が必要か?という視点で、要支援1・2、要介護1~5の7段階にランク分けすることを言います。
この要介護認定において、「特別介護を必要としない」という判断が下された場合、非該当(自立)というランクになり、介護保険を利用してサービスを受けることが出来なくなります。
まぁ当たり前の話なんですけど・・・ねぇ。(ー_ー;)
要介護認定のオオザッパな流れとしては、まず訪問調査員という人が、対象となる人と直接会って、いろいろな質問をし、「認定調査票」というものを作成します。
これと並行して、対象者の主治医により、医学的な観点から意見を述べる「意見書」というものも作成されます。
この「認定調査票」と「意見書」がそろったところで、エライ人たちによる「介護認定審査会」というものが開かれ、ここでいろいろと検討した結果が、その対象者の介護度(要支援1・2、要介護1~5)という形で通知されます。
その「認定調査票」の調査項目がこの4月から大幅に変わりました。理由は例によって介護保険の利用を抑制するため(なんてことは決して言いませんが・・・)なんでしょうが、この影響がどの程度のものかはよく分かりませんでした。
これは、要介護認定に1~2カ月程度の日数が必要なためなのですが、現状を役場のほうに問い合わせてみると、驚くべき返答が返ってきました。
新しい介護度が前の介護度より軽く判定されている!
具体的には要介護5が要介護3になったり、要介護2が要支援2になったり、要支援1が非該当(自立)になったり・・・( ̄□ ̄;)
「認定調査票」による1次判定(自動計算による全国統一のモデルです)が、変更前よりもずいぶん軽く計算されてしまうので、そのままでは話にならないので、「介護認定審査会」において、介護度を「引き上げている」のが現状だと・・・
それでも以前の介護度より軽くなってしまうケースが目立っている、というものでした。
介護度が軽くなると、今まで利用できていたサービスが利用できなくなり、中には生活が成り立たなくなる人も出てきます。それを分かっているだけに、「介護認定審査会」で1次判定の介護度を引き上げているんでしょうが・・・それでもバンバン軽く認定されているようです。
通常、高齢者は年とともに状態が悪くなるのが普通なので、更新の度に介護度が同じか重くなるってことのほうが多いです。そりゃあ中にはリハビリやって劇的に状態が改善する人もいますが、ごく少数です。
それが、本人の状態が以前と同じ程度か、かえって悪化しているのにもかかわらず、介護度が軽く認定されてしまったら・・・
ましてや非該当(自立)なんてことになったら・・・
はぁ・・・毎度のことですが、今回も酷いですねぇ・・・
で、実はもうひとつ、この4月から新たに始まったことがあるんですが、これもかなり変な話です。
それは介護度の更新認定(認定期間があらかじめ決まっているので、その都度更新していきます)の場合、その対象となる人が、自分の介護度をある程度決めることができる、というもの。(^_^;)
今までは全く不可能でした。だってそうでないと公平性が保たれませんから、誰が考えてもごく当たり前のことでした。
それが、「更新前と更新後の介護度が違った場合、更新前の介護度にしたい」とか、「更新前と更新後の介護度が、上がった(重くなった)場合は更新前の介護度、下がった(軽くなった)場合は更新後の介護度がいい」とかっていう意見を採用するようになったそうです。
これを知ったのは、もうかなり前のことですが、
「なんだそりゃ!?」
ってぐらいしか言うことができませんでした。じゃあいったい何のための「介護認定審査会」なの?
利用者に便宜を図ったようですが、その実、ものすごく不公平な制度にしてしまったの、分かってやっているんでしょうかねぇ・・・
まぁこんなものすぐに止めると思っていますが、これを利用した方法をお役所の担当の人が提案してくれました。
とにかく、更新のときにはこの「介護度が下がった場合には以前の介護度にする」ってところにチェックして確実に提出する!(提出しないと無効です)
これをそれぞれの利用者さんに徹底するように、ケアマネさんに動いてもらうしかない。
ですって・・・(^_^;)
ますます酷くなっていくなぁ・・・介護保険。
