介護保険と医療費控除

シェアする

月も改まり、わたしの職場での介護保険事業所での先月の実績チェックもほぼ終わりました。
月末月初は特に忙しいです。
今回はそれに時期柄、医療費控除についての問い合わせも多いので、すでに疲労困憊です。(^_^;)


医療費控除ってのはご存知の方も多いと思います。医療などにまとまった額を使った場合、確定申告をすることで納めすぎていた税金が戻ってくる制度です。
医療費控除については、こんなサイトなんかが分かりやすいです。
介護保険制度は、一部医療のサービスも混ざっているため、医療費控除の対象になるものもあります。ただ、とっても分かりにくい分類になっているため、この時期は毎年のように問い合わせが相次ぎます。
介護保険サービスにおける医療費控除について
徳島県のオフィシャルサイトですが、見やすく分類してあるため、リンクを貼っておきます。(^_^;)
これも毎年のことですが、「なんで?」って思うような内容です。
例えば・・・
わたしの事業所では通所リハビリと通所介護という2つのサービスを提供していますが、これはどちらも通所系サービスという、利用者に集まってもらって提供するサービスです。
通所リハビリと通所介護の違いは、リハビリをメインとするサービスか、介護だけを提供するサービスか、というところです。
リハビリってのは医療系サービスに含まれるため、通所リハビリのサービス利用料は医療費控除の対象になります。通所介護のサービス利用料は医療費控除の対象にはなりません。
ここまではいいんです。当然のことですから・・・
問題はこの後。
通所リハビリでは、食事の提供も実費(介護保険の支給対象外)で受けることができますが、この実費での食事代も医療費控除の対象になります。
なんで?(^_^;)
食事は医療ではないでしょう。
当然、通所介護では食事代も医療費控除の対象とはなりませんから、結果的にどうなるかというと、通所リハビリでは利用者が負担する金額のほとんどが医療費控除の対象となり、通所介護では逆に全く医療費控除の対象ではない、ということになります。
変ですよね~?
さらに続きます。
通所介護では通常医療費控除の対象とはならないのですが、ある要件をクリアすると対象となる場合があります。
それは、他の医療系サービス(通所リハビリ・訪問リハビリ・訪問看護など)を併用している場合には、サービス利用料のみ(食事代は別)医療費控除の対象となる、というものです。
なんでなんで?(^_^;)
併用って言ったって、別に同じ時間帯に併用するわけでもないのに、どういう理屈でこうなってるの?しかも食事代は入らないわけ?
じゃあなんで通所リハビリは食事代も入るの?
本当に訳分かりません。単に経理の業務を複雑にさせているだけのような気がします。
よく言われるのは、「介護保険での医療系びいき」というもので、要は医療系サービスは医者が絡んでいるサービスが多いので、こういうところで差別しているってことですが・・・
まぁ勝手にしてもらえばいいですけどね、せめて説得力のある言い訳ぐらい用意しておいて欲しいものです。
利用者さんに、「なんで?」って聞かれても「こういう制度だから」って答えることしかできないってのもツライもんです。(^_^;)
医療費控除って、場合によっては結構まとまった額が戻ってくるので、対象になるかならないかって影響大きいと思うんですが、こんな適当な感じが漂う制度では、お先も暗いってもんですね~・・・これでご飯食べさせてもらっていて何ですけど。

シェアする
ブログランキング・にほんブログ村へ
SPONSORED LINKS

介護保険と医療費控除」への2件のフィードバック

  1. kaze-mai 投稿作成者

    お疲れ様でした。
    介護保険って変なところが多いですよね。
    区分もはっきりしていないし、受けられるサービス。受けられないサービス。書かれているように、デイサービスの目的で医療か介護か・・・現場&事務泣かせですね。
    いろいろと大変でしょうけど、顔晴っていかないとですね。。。
    しかし、いつもながら、文章・リンク等構成が上手ですな♪
    参考になります。
    さて、レセやってから寝ないと・・・月末月初は事務作業がてんこ盛りだ。溜めすぎか(^^;

    返信
  2. ゆたこ♂ 投稿作成者

    kaze-maiさん
    ほんっとに変ですよね。(^_^;)
    区分なんか、特にそう思いますが・・・
    おや?レセって介護?あぁ医療かな?
    わたしはもう今回分ほぼ終わったので楽ですけど。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください