おじいちゃんの携帯

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世間では夏休み・お盆休みの話題が増えましたね。・・・その前に暑い話題のほうが事欠きませんが・・・

ほんっと暑いよね!うちの目覚まし時計に簡易温度計がついているんだけど、その温度が「36.0」とか「38.4」とか、信じられない数値を指し示してます。車に乗れば車外温度「42℃」とか・・・皆様熱中症にはくれぐれもご注意くださいね!

さて、そんなクソ暑い中、私は特に休みなしに働く予定です。まぁもともと医療とか介護に盆だの正月だのあるわけ無いので、至極まっとうなこの時期の過ごし方ですが、やはりそこは直接現場にたずさわる職種ではないケアマネジャーの強みで、これまでは毎年のようにお休みをとっていました。
多分初めてじゃないですかね?お盆時期に特別休みを取らない過ごし方するのって。

あっ!それで思い出しましたが、実は鍼灸院はお休みをいただきます!ですが、サイトでのその告知を完全に忘れておりました。今更で本当に申し訳ありませんが、8月13~15日はお休みとさせていただきます。
もともと予約制なので、それほどご迷惑をおかけすることは無いと思いますが、なにとぞご了承のほどお願いいたいます!

で、普段だと私も同じ時期に休みを取って、実家のある福井への帰省などするんですがね。今回は思うように休みを取れないので見送ることとなりました。

実はお盆休みを取らずに仕事すること自体は、結構以前から決めていました。他人が遊んでいるときに仕事するのは特に苦になりませんし、子供たちも自分たちで遊び相手を見つけるようになってきており、出かけにゃならんという義務感からも開放されつつあるからです。
それでも子供たちはともかく、親にとっては「とっても長い夏休み」です。子供が3人も家にいれば、そりゃあ毎日ニギヤカなことこの上ないです(汗)。
だいたい、子供のうるさい加減というものは人数に乗じて増えるものです。1人ならはっきり言って雑魚みたいなもんですよ。それが2人・3人・・・と増えるにしたがって、2の2乗・3の3乗・・・となっていきますから!(キッパリ!)
嫁さんが夏休み初日に「早く夏休み終わらんかねぇ!」って言っていたんですが、まぁよく分かります。

と言う具合で、タダでさえ暑い中、さらに熱い毎日を送っておりますが、意外なところから意外な提案がありました。
それは今回帰省を見送った福井の実家からです。
「お姉ちゃん一人だけなら、しばらくこっちで面倒見てもいいよ。もう中学生だし、電車乗り継いでこっちまで来るぐらい、なんとかなるんじゃない?」

まさに渡りに船!といった感じの内容で、ちょうど部活がお休みになる時期から一週間くらいの間、長女だけ里帰りすることとなりました。
まぁ一人で行くというのもよい経験になるでしょう。特急だの新幹線だのは使わず、乗り継ぎも全部自分で調べさせました。嫁さんが時刻表買ってきて、調べ方教えてました。
理想どおりに乗り継いでも半日コースです。乗り継ぎミスったら、その分電車に乗ってる時間が長くなるだけのことです。
嫁さんと二人、
「いっそ乗り越して大阪ぐらいまで行っちゃわないかなぁ?そしたらいろいろ面白いのに・・・」
みたいなことを言っていましたが、多分そんな面白いことにはならないでしょう。ある程度嫁さんが乗る電車を誘導してましたので・・・

 

でね。
それって実は明日出発なんですが、2~3日前になって、嫁さんが言い出したんです。
「ねぇ、一人で行かせるにしても、携帯持たずにってのはさすがに心配じゃない?」
って。
うちは、今時としては珍しいほうかもしれませんが、中学の長女をはじめ、子供たちに携帯持たせていません。10年早いと思います。
嫁さんは高校に入ったら、って思っているようですが、私は正直それもゴメンだと考えています。
あれは今までの日常を壊すツールです。そういったツールを持つべき時っていずれ来ますが、高校生だからという基準は見当違いというものです。

携帯あればあったなりの行動しかしなくなるので、今回の里帰りにも必要無いと私は思ってますが、嫁さんは心配なようです。
確かに物騒ですからね・・・
でも、それって携帯ひとつで解決出来る話でもないですけどね・・・
ってか、だったら一人で行かせるなっちゅー話なんですけどね・・・

まぁともかく。
嫁さんとしてはこう考えているようです。
「まだ携帯を持たせるには早い。でも、今回の一人旅に関しては、何かあったときにすぐに連絡が取れるように携帯を持たせたい。」

なかなか都合のいい話ですね。実際こういうニーズに対応するサービスってあまりありません。
いや、正確には携帯電話のレンタルを請け負っている業者はあり、それってネット上からでも申し込みが出来ますし、郵送で届けてくれるみたいなんです。
ただ、今回はその手続きをする時間も無かったため、ダメもとで携帯の代理店に聞いてみたところ、こういう提案をされました。

「通常の契約だと、2年契約とか複数年契約が一般的なので、途中解約だと解約手数料が別途発生します。
ただ、今使っていない携帯電話があれば、それに一時的に番号を付加するサービスがあるので、そういう方法をとれば1ヶ月単位での利用も可能です。」

なるほどなるほど。
そうすると、前に使っていた携帯電話があればいいんだね?

ところがここで問題が発生。
うちにはそういう携帯、一個もないんですよ。今まで機種変したときって、液晶が潰れたとかボタンが押せないとか、簡単に言うとぶっ壊れたものばっかりだったため、普通に使える携帯がなかったんです。

 

考えた挙句、出てきた解決策が、「おじいちゃんの携帯」を使わせてもらうってこと。
義父が亡くなった時、解約だけはした携帯が、確か嫁さんの実家にあるはず。
それを使わせていただくこととなりました。
いわば「形見」みたいになっている携帯ですが、事情を義母に相談したところ、快く貸していただき、なんやかやと慌ただしく手続きも終了し、今回の長女の里帰りには、この「おじいちゃんの携帯」が同行することとなりました。

ちょうどお盆時期だし、義父も近くまで来ていると思います。

こき使って悪いけど、おじいちゃんよろしく!
なんとか無事に送り届けて、連れ帰ってやって下さい。
その上で、何かを得る旅であれば言うことありません。

まぁ、ぶっちゃけると、もうちょっと相手の気持ちが分かるようになるといいんだけどねー!
まだ中学生には難しいかなぁ?
どうだろうねぇ!?じーちゃん!

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